29日から勇知いも焼酎販売 1年半ぶりで千本用意

 わっかない勇知いも研究会(大硲秀男会長)は今月29日から稚内市内の酒販店などで勇知いもを原料にした2025新酒「じゃがいも焼酎 勇知」を販売する。
 稚内ブランドに認定されている勇知いもの商品価値を高める取り組みとして、3年前の4月下旬に稚内で初めて地酒の焼酎が誕生。1年半ぶりの販売となり、前回同様に鹿児島県枕崎市の酒造メーカー「薩摩酒造」に生産を依頼し、原料として山本建設の協力で声問の自然冷熱貯蔵庫で一冬寝かせた1㌧分の勇知いもで焼酎を作った。1000本(1本720㍉㍑・税込み2420円)を販売する。
 メーカーの薩摩酒造は「勇知いもの風味と淡麗な口当たりが特徴の焼酎に仕上がっています。香りを楽しめるお湯割り、じっくり味わえるロックでご堪能下さい」とPRし、研究会の菊池工副会長は「1年半ぶりの発売となりますが、沢山の方に味わってほしい」と話していた。