魅力活かし情報発信を 宗谷総合振興局の田口地域創生部長

宗谷総合振興局の地域創生部長に着任した田口竜也氏(54)は「離島がある宗谷地域の魅力を活かして発信するのが地域政策の仕事。全国の事例などを踏まえ地域振興に力を入れていきたい」などと抱負を語った。
田口部長は登別出身で弘前大学を卒業後、平成5年に道庁商工労働観光部職業対策課を振出しに総務部危機対策課主幹、保健福祉部感染症対策課主幹など歴任。前任は保健福祉部感染対策課長補佐。
初めて勤務する宗谷は「山、海、島など望むことができ、出勤の際に港が見える風景が贅沢な気分にさせてくれます」と話していた。
平成29年の胆振東部地震では本庁指揮室で情報収集したことに「危機的状況でしたが、ワンチームとして乗り越えてくることが出来た」とし、長らく続いた新型コロナウイルスの流行期には広報広聴課主幹を務め「危機対応や正確で分かりやすい情報発信に努めたことを思い出します」と振り返った。
仏像を見るのが好きで度々、関西方面に行き仏閣を巡るなどしている。「山登りが好きなので、管内の山々を登ることが出来れば」と話していた。

