月1回、勉強会開催 観光VG 初回19日図書館で
稚内市民観光ボランティアガイド(VG)は今季の新規事業として、月1回のペースで会員や市民向けの観光勉強会を開くことを決めた。第1回目は19日午後5時から市立図書館である。大場弘一会長は「会員のスキルアップや市民の観光知識の向上に繋がれば」と期待を寄せている。
毎年12月にある稚内市観光マイスター試験の講習を兼ねて月1回、市立図書館などを会場にマイスターの上級資格を持つ会員が交代で講師となる勉強会は初めての試み。
初回は観光ボランティア初代会長の中澤和一さんが講師となり、稚内市の気候や風土、歴史、GW前後に通行可能となる宗谷丘陵の白い道など観光スポットなどを学ぶ。
マイスター試験に関しては市民の関心が薄れ、中級、上級の合格率が低くなっていることが今回の勉強会を開催する理由とした大場会長は「勉強会は強制するものではありませんが継続が大切と考えています。マイスター試験合格者が増えることを願っています」と語り、初回の勉強会に向け教材を作っている中澤さんは「市民の方々が稚内の観光に関心を持ってもらえれば」と多くの参加を呼びかけている。

