希望胸に154人入学 稚高 誠実・勤勉・和協のもと

 稚高で8日午後、入学式が行われ、新入生154人が希望を胸に高校生活のスタートを切った。
 保護者が見守る中、担任から名前を呼ばれた普通科101人、商業科26人、衛生看護科16人の143人の生徒の入学を許可した小林洋介校長は「信頼されるため相手と自分自身に対し誠実なことが大切。予測困難な時代を生きていくための学力の定着、抱えきれないトラブルや手に負えない事態になっても命だけは大切にすることを約束してほしい」と式辞を述べた。
 工藤市長、白川哲也PTA会長の祝辞に応え、新入生を代表し普通科の釣亜沙希さんが「学業や部活動、地域活動に力を注ぐと共に校訓の誠実・勤勉・和協の下、何事にも真摯な姿勢で取り組み、人とのつながりを大切にして、社会に貢献できる人間となれるよう日々努力します」と宣誓した。
 その日の夜には定時制の入学式があり、11人が蛍雪の功を誓い入学した。