交通安全願い駅伝 大谷高野球部 稚内署員も参加し宗谷岬まで
大谷高野球部員が6日、稚内署から宗谷岬まで交通安全駅伝を行い、部員たちがドライバーに安全運転を呼びかけた。
昭和57年から地域貢献活動の一環として、春の交通安全運動期間中に行っている駅伝で部員14人が参加。稚内署から今年初めて高木交通課長はじめ警察官4人参加し、稚内署〜宗谷岬まで30㌔の道のりを4区間に分けて走った。
稚内署前に集合した部員を前に、高木交通課長が「交通安全を願う心は私たちも同じ気持ちであり、皆さんと共に走りたい」とし昨年、継続されている活動に感銘を受け大谷高の夏と秋の試合を全て観戦したことに触れ「予選を一歩一歩進め全道大会に進んで欲しい」などとエールを送った。
保護者らが見守る中「交通安全」と書かれた襷をかけた部員4人が稚内署を出発し、途中、他の部員が交通安全の横断幕で安全運転を呼び掛け、声問地区など3か所で襷を繋ぎゴールの宗谷岬を目指した。
田中遥斗主将は「走ることで稚内での交通事故が一つでも減ってくれたら」と出発前に取材に答えていた。