稚内公園ソフトを継承 稚内市社会福祉事業団
稚内公園の展望休憩所にあり、市民や観光客から親しまれている「元祖稚内公園ソフト」が、今年から稚内市社会福祉事業団が運営し営業することが決まった。
稚内公園ソフト店主の遠藤正俊さんの娘さんが昔、事業団で働いていた縁から、北光園の「最北の野菜工場ひかり菜」の運営や外国人技能実習生の受け入れを行うなど多様性ある事業を展開している事業団に運営を任せることにした。
事業団は店主である遠藤さんを雇い、これまで通り店に立ってもらい職員にソフトクリームの作り方など教え味を継承して行くことにした。
夏には運営する福祉施設のお年寄りと稚内公園に行きソフトを味わうことにしている。新規事業として飲食店の経営に踏み切ったことに満保常務理事は「昨年で80歳になった遠藤さんから相談を受け承諾しました。稚内の風物詩とも言えるような稚内公園ソフトの味をしっかりと伝えて行きたい」と話していた。
管理者として運営を任された法人本部の横山貴史さんは「多くの地域住民や観光客が利用するソフトが長く継続出来るよう努めて行きたい」と話していた。
オープンは20日を予定している。