時の話題 「無常とはいえ」
ネットを覗くと往年の大投手・米田哲也さんが缶酎ハイ万引きし捕まったとの記事が載っており驚いた。
米田さんは阪急ブレーブスに所属し400勝の金田正一さんに次ぐ350勝上げた大投手だった。無類の酒好きで引退後は西宮(兵庫県)でスナックを経営するも潰れ税金を滞納し芦屋のマンションを差し押さえられるなど奈落の底に落ちるごとくアパートも家賃滞納で転々とする中で今回の逮捕劇となった。
現役時代は〝ガソリンタンク〟の異名があったよう記憶しているが、ガソリンでなくアルコールとは。野球しか知らない〝野球バカ〟が辿った人生は正に晩節を汚すものであった。
弱小球団だった阪急(現オリックス)で年間20勝の勝ち星を何度もあげエースとして君臨した絶頂時からの転落は有為転変を現わしているにしても余りにも惨めである。改めてだが、コツコツ真面目に生きる尊さを知る。
世の中の無常さは栄華を誇った平家の没落をひも解くまでもなく有ることで、稚内でもニシン漁、底曳き漁などで見る事ができる。
人口は減り続け3月末にはとうとう3万人を割った。4月には回復するのだが、今後、年を追うごとに3万人を大きく割り込み翌4月の回復が難しくなるであろう。老木が朽ちて行くように新陳代謝が希薄な稚内など地方都市は廃れていくのだろう。
新年度に当たって工藤市長が訓示をし改めて市職員として精進を呼びかけた。市職員37年、市長として14年の矜持により自ら鼓舞すると共に後進に託しているのであろうか。