時の話題 「のど自慢大会」
NHKののど自慢を毎週欠かさず見ており感動することが多い。元気溌剌に青春を謳歌している人だけでなく病気や障がいでハンデを負った人達の歌声に涙してしまう。旅行などで家を留守にしても車で移動中、ラジオで楽しむ。至福の一時である。
先日、この1年間の各地の合格者から十数人出場したチャンピオン大会があった。皆、上手で甲乙つけがたかったが、今年は外国人のセノさんが情感あふれる歌唱で栄冠に浴した。
筆者はいつも自分なりにチャンピオン選びをするのだが当たった試しがなく俄か批評家止まりだ。
稚内では2016年4月に開かれており出場者だけでなく観覧者にも知人がおりご当所大会そのものだったのを覚えている。あれから9年、4月13日に名寄で催されるので稚内からの出場・観覧者もいるだろうから楽しみにしている。
テレビやユーチューブで歌を聴く機会があるが、他の表現には無い感情が発露しよく感涙する。テレビは未だしもライブ、とりわけ子ども達の歌声には降参してしまう。故に高井早苗さんにエンジェルボイスのコンサートに誘われるが、席についた途端、涙が流れだすので臨場しないようにしている。
それだけ歌は聴く人の心に染み入り神経を刺激する。聴いているとやすらぎの一時を過ごしてしまい日常の剛毅さとか傲気とかが何処かに飛んでいってしまい魂を揺さぶる。ライブなどの神髄は会場の一体感であろう。稚内市民も札幌などでのライブに出掛ける人が少なくないようだ。