中高生 一堂に会し演奏 第1回北の吹フェス開催
稚内、豊富の吹奏楽部に所属する中高生が一堂に会する初めての音楽祭「第1回北の吹フェス」が23日午後、文化センターで開かれ中高生らの息の合った演奏が400人余りの聴衆を魅了した。
他校との交流を活発化しようと、稚高2年生の吹奏楽部員佐野純玲さんが中心となり、企画したフェスには潮見が丘、南、豊富の3中と、稚内、大谷、豊富3高の6校に加え、稚内吹奏楽団合わせて120人余りが出演し、自由曲、課題曲、ポップスの3曲ずつ演奏した。最後は中高生87人による合同で吹奏楽の定番曲「宝島」を演奏し会場を盛り上げた。
企画から司会進行など運営を全て行った佐野さんは「予想以上にお客さんが入ってくれて嬉しかったです」と初開催のフェスを振り返り、最後の合同演奏について「当日午前中に初めて音合わせしましたが、他校の部員と交流できて楽しかった」と話していた。
稚内吹奏楽連盟の杉谷賢俊理事長は「初めてのフェスでしたが、生徒たちが中心になって良くやってくれました。若い力で稚内の音楽を盛り上げてくれれば」と期待を寄せていた。