時の話題 「短命かな」
1年生議員15人への10万円の商品券贈呈もあり石破内閣の支持率が朝日新聞調べで26%まで下がった。総理になってからの石破氏はその時々で決断を変え衆院で成立した高額療養費問題で参院審議中にがんなどの治療で長期療養を強いられ高額療養費の恩恵に浴している患者などの団体からの要請で昨日までの態度を意図も簡単に覆し「従前どおりにします」と参院ばかりでなく衆院に差し戻る決定を下し国会の予算審議を空洞化し混乱させている。
君子は豹変すと言いながら余りにも国会を軽視した言動に、この人本当に数十年も政治家をやってきたのかいなと疑ってしまう。
側近の赤沢亮正経済再生・防災庁設置準備大臣も企業でない個人からの献金という方法での献金が報道され物議を醸すのは必至の状況にある。
昨16日、稚内で開かれた自民党の新春の集いで武部新衆議は石破総理の10万円贈答問題に「信頼を損うのは残念」と言い述べているように総理の拙い政治活動には半分サジを投げているような物言いで支持率の20%台への下落も相俟って末期症状に至っているとの判断をしている自民党議員が増えている。
打開の糸口はあるのか。新年度予算案が成立するまでが限界で、自民党は新年度入りと共に次の総裁選びに着手せざるを得まい。
清廉な政治家との評があった石破氏だが変に親分を気取り墓穴を掘ってしまった。政治は清濁併せて飲む度量がなくてはならない。胆力を求められる総理の器で泣く右顧左眄する能無しの政治家と開き直るしかないのか。