更なる交流促進誓う 稚内日台親善協会 台湾南部の屏東県恆春鎮訪問

台湾の特産品タマネギを受け取る中場会長と杉川常務理事

現地メディアで報道された記事
稚内地方日台親善協会長の中場直見稚内観光協会長と杉川毅協会常務理事が、台湾南部都市の屏東県恆春鎮を訪問。更なる交流促進を図ることを約束し、訪問の様子は現地メデ
ィアの電子版で報道された。
台湾と長く交流を続けてきた日台親善協会だが、地理的に日本の最北の稚内、台湾の南端に位置する屏東県恆春鎮と端にある縁から2年前、オンラインで▽相互に農漁業、経済、社会、観光及び文化発展等で協力し、相互利益を創出▽日台青少年交流の促進▽相互訪問し友好交流を促進するなどの内容で友好交流協定を締結し、昨年7月には屏東県恆春鎮の尤經史鎮長を団長とする一行25人が稚内を訪れた。
中場会長と杉川常務理事は2月中旬、宗谷シーニックバイウェイルート運営代表会議による台湾での自転車ツアーに参加した際に屏東県恆春鎮の尤經史鎮長の許を訪問し稚内観光をPRし今後の交流促進などを約束した。
現地メディアの報道で尤經史鎮長は「遠くから友人が来てくれてとても嬉しい」などと歓迎。向こうから特産品のタマネギやパンフレットなどの記念品を贈呈された中場会長、杉川常務理事は稚内産のホタテの貝柱など土産品を尤經史鎮長に手渡した。
意見交換の場で稚内の名所、犬ぞりレースなど冬のイベント、昆布やタコなど食などを説明した中場会長、杉川常務理事は「もの凄い歓迎を受けました。更なる友好関係を築いていきたい」と本紙の取材に答えていた。