「観光・飲食店情報を」 台湾旅行会社 カーリングにも挑戦

 台湾から来市した現地の旅行会社7社が6日、フェリーターミナルで稚内の観光関係者らと意見交換し、みどりスポーツパークでカーリングを初体験した。
 わっかない観光活性化促進協議会による誘致プロモーション事業として、4日に来市し5日は宗谷ふれあい公園で雪上車の遊覧ツアーやスノーシューツアーなど冬のアクティビティを体験した一行は翌6日午前、意見交換会で市(観光交流課)職員から秋観光で今季は試験的に稚内公園紅葉のライトアップや9月〜10月の毎週土曜日の夜に行う北防波堤ドームのライトアップ、来冬に向け今季2年ぶりに開催した全国犬ぞり大会など冬イベントなどの説明を受けた。
 受け入れ側の稚内側に対し、旅行会社の担当者からは「台湾人は旅行に向けては半年以上前から動くので、半年前からイベントなど早めの観光情報がほしい」、「ホテルや食事ができる場所の細かい情報がほしい」、台湾人は特別感を好む傾向にあり「雪上車で凍った沼に行った際、冬場にしか行けない場所の証明書みたいなものがあれば嬉しい」など要望があった。
 午後は北門神社や旧瀬戸邸など見学したあと、カーリングに挑戦。雪が降らない台湾は冬季スポーツは馴染みがなく、滑る氷上に苦戦しながらも楽しんでいた。
 一行は7日、旭川で一泊。翌8日に空路で台湾に戻る。