メグマ沼雪上を歩く 嶋崎、中島さんら

稚内、豊富などで自然ガイドとして活動する嶋崎暁啓さんと豊富のヨガインストラクター中島みなみさんによるコラボイベントの歩くスキーツアーが、結氷したメグマ沼であり、稚内と豊富の住民が青と白の雄大な景色を歩いた。
5年ほど前から親交がある2人は、互いのスキルを活かして稚内で夏〜秋は森林公園や公園裏山、豊富ではサロベツ湿原などで散策とヨガを取り入れたツアーを行っており、今回は冬に初めてメグマ沼をコースにスキーツアーを企画し、先週末に行われた。
稚内空港からメグマ沼に向かう道路をスタート地点に、凍った沼の中心を折り返す約2㌔のコースで行われた。最初にヨガで体をほぐしたあと、道中は嶋崎さんからメグマ沼自然公園内で育つ木々や雪上に残る小動物の足跡など説明を受けながら2時間ほど歩いた。
来冬に本格的なツアーとして導入するため今回は試験的に歩いたメグマ沼スキーツアーだが、参加者からは「誰もいない雪原を歩くのは気持ちよかった」などと概ね好評で、嶋崎さんは「メグマ沼の真っ白な雪原ばかりでなく空は青く、広々とした景色が楽しめました」と来冬に向け手応えを感じていた。


