沼川で氷点下19・9度 けあらし見られ前浜結氷

放射冷却の影響で冷え込みが強まった5日早朝、声問などでは氷点下15度以下まで冷え込んだ。海では霧が湯気のように立ち上がる〝けあらし〟が見られ、前浜が結氷した。
稚内地方気象台によると、放射冷却で4日深夜から朝方にかけて気温が一気に下がり、声問で氷点下17・2度、沼川同19・9度と平年より5度前後低かった。
この冷気により早朝~午前7時過ぎまで、けあらしが現れ声問沖で漁をしていた漁船が白い霧に包まれ、幻想的な光景を現出していた。
早朝にかけて氷点下8・7度まで下がり、今季一番の寒さとなった開運は午前8時の時点でも氷点下6度までしか上がらず、宝来〜ノシャップの前浜ではハス状に海氷が浮いていた。厳しい寒さの中、前浜では漁師が寒さに耐えながら銀杏草漁をしていた。
6日は曇り一時雪。気温は最低氷点下2度、最高0度の予報。


