7年ぶりに特大雪ダルマ 山本建設 稚内空港広場に8㍍もの

稚内空港の除雪業務を担う山本建設が、空港駐車場近くの広場で7年ぶりに特大雪ダルマ作りに着手した。菊池工会長と大森薫社長は「もうすぐ冬は終わりますが、雪ダルマで冬の稚内に来た人をおもてなしたい」としている。
稚内の玄関口になる稚内空港を利用した旅行者らへのおもてなし活動として、15年近く前に始まった特大雪ダルマ作りだが、2019年から雪不足で断念し、その後もコロナ禍によって作業できずにいたが、今回、18年以来7年ぶりの作業となった。
当初は2月上旬からの作業を予定していたが、空港滑走路の除雪作業や国道238号の道路維持に追われ、今冬も雪ダルマ作りを半分諦めていたが、旅行者へ稚内での旅の思い出にしてもらいたい―と、2月25日から作り始め雪ダルマの顔が出来上がり、今週中には完成する。
重機より大きい高さ8㍍の雪ダルマに大森社長は「記念撮影などして稚内の思い出にしてほしい。市民の方にも見に来て頂きたい」と話していた。


