例年以上に白い大陸と化す 雪捨て場 排雪運搬のトラック輻輳

 平年より多い積雪や今週から始まった一斉排雪で市指定の雪捨て場は、市内各所から集められた雪で例年以上に大きな白い大陸と化している。
 稚内地方気象台観測で昨年11月~今月12日まで稚内(開運)の累計降雪量は384㌢と平年より52㌢多い。今冬は昨年11月にかけて雪の降る日が少なかったものの、12月中旬以降は10㌢以上のまとまった雪降る日が多くあり、年明けにかけては1日で20㌢以上積もった日が何度かあった。先週末にかけてはまとまった雪と強風により市内各所で吹き溜まりが生じ、枝道などでは40㌢前後の雪が積もった場所もあり、13日朝には昨年と同じ日に比べ21㌢多い68㌢の積雪。
 吹き溜まりの後始末のため10日から枝道含め一斉除雪が行われ、道道などでもロータリー排雪作業が行われていることからノシャップ地区などの雪捨て場は、集められた雪がトラックで次々と運ばれていた。