港内で冬カモ調査 利礼サロベツ国立公園パークボランティア
越冬のため飛来した野鳥などを見る冬の海カモの観察会が1日、稚内港で開かれ、野鳥好きの人たちが港内に飛来しているカモの種類を調査した。
環境省稚内自然保護官事務所や日本野鳥の会道北支部が共催し開いたもので、利尻礼文サロベツ国立公園などで活動するパークボランティア会員ら10人余りが参加した。
北洋埠頭、地方卸売市場前の第2副港などの水辺で羽を休めていた稀少種のコオリガモやクロガモ、スズガモ、顔や体に白い線があるシノリガモなどを双眼鏡を手に観察し、飛来数を数えた。
パークボランティアの女性は「稚内港は冬のカモを見るには最適な場所。地域の自然の魅力が広がれば嬉しい」と話していた。