勇知いもでケークサレ おやつ屋 やまぐち あすから珈琲キッチンカーで販売

 オリジナル菓子だけでなく稚内産の素材を活かした特別メニューを作る萩見2のおやつ屋「やまぐち」店主の山口亜弥さん(39)が勇知いもを材料にケークサレ(塩ケーキ)を作った。
 過去にも勇知いもでマドレーヌ、西浜地区にある実家の裏山でカエデの木からメープルシロップを作る斉藤嘉仁さんとのコラボでバターサンドなど地元素材を活かした菓子作りに熱心な山口さんに、今回、山本建設の菊池工会長、大森薫社長から声問の雪氷貯蔵庫で保管し糖度が増した勇知いも(インカのめざめ)が提供され、フランスで総菜菓子として親しまれているケークサレの具材として使った。
 山口さんは「イモが本当に甘くて、素材の味を活かしたお菓子ができました」と出来栄えに満足。ケークサレを試食した菊池会長は「稚内の新しい名物になってもらえば」と期待を寄せ、大森社長は「とても食べやすく美味しい」などと絶賛していた。
 勇知いもで色々な菓子を考えていきたいという山口さんは「貴重な勇知いもを頂いてお菓子を作る事にプレシャーを感じますが、楽しいし、やる気に繫がります。地元の方々と繫がる事で色々な可能性が広がるので、頑張っていきたい」と話していた。
 勇知いものケークサレは2月1、2の両日中央2の洋服店「ブティック・ミキ」駐車場に出店するコーヒー焙煎店の小玉道晃さんのキッチンカー店頭で販売する。数量限定(1個380円)。