財政研議員連盟代表に千葉氏 現代表と共にプレス社来訪

 財政研究会地方議員連盟の新代表に稚内市議会(志政会)の千葉一幸議員(49)が決まり、現代表の西伊豆町議会議員の松田貴宏氏(44)とともに29日午後、稚内プレス社を訪れ「先ずは隗より始めるとの意気込みで地方財政の健全化向け研究協議していきたい」と抱負を語った。
 同連盟は2021年に設立され現在、200人ほどの会員がいる。これまで猪瀬直樹氏(作家で元東京都副知事)らの日本政策学校での講演をオンラインで聴くなど研鑽を積んできた。
 1年任期の代表が代わる時、現代表が次期代表候補が住む自治体を訪れる慣行があり松田代表が今般来市したもので、「地方議会財政は決算が重要」との吉田寛千葉商科大学の教えを胸に刻み取り組んできました」と一年間の代表活動を振り返っていた。
 千葉議員は「全国の議員さん達との情報交換を密にし、時勢に流されることなく会を続けて行きたい」と語っていた。