旧正月テト祝う懇親会 ベトナム人など70人参加

市内で就労するベトナム人を中心とした旧正月(テト)懇親会が26日、緑地区活動拠点センターで開かれ、参加した70人が故郷に想いを馳せ交流を楽しんだ。
錦産業で就労し6年目になるダオ・チョン・ギアさん(30)が、ベトナムの旧正月に故郷を思い出し交流したいと昨年から開いているもので、懇親会に集まったベトナム人とインドネシア人の70人を前に、市の青木交流推進課長は「稚内で暮らす外国の方でベトナム出身の人が半数以上と最も多くなっている。今後も日本とベトナム交流など様々な企画を行っていきたい」、錦産業の貝森貴博社長が「昨年も参加し日本に来て皆さんが努力していることを感じています。一緒に懇親会を楽しみましょう」などと挨拶。続いてギアさんが「沢山の方々のお陰で懇親会を開くことができ感謝しております。料理を食べ楽しい時間を過ごしましょう」などと主催者として挨拶した。
このあと、ギアさんの乾杯の音頭で祝宴に入り、手料理の湯で鶏、揚げ春巻きなど郷土料理を食べ、何度も乾杯をし盛り上がっていた。
水産加工場で働き3年目になるホアン・ヴァン・コンさん(24)は「稚内は空気がとてもきれいで人が皆んな明るい。楽しい時間を過ごしたい」と話していた。


