時の話題 「町内会総会出席し」

 朝日町内会に移り10年経ち初めて通常総会続いて新年会に参加し楽しい一時を過ごさせてもらった。新年会の途中、工藤市長が来賓として訪れ稚内との縁が深い王鵬関の活躍に言及していた。市長もかなりの好角家のようである。
 高齢化が進む中、今町内会の活動が昔ほど活気がなく役員の成り手もなく存亡の危機にあると言ったら大袈裟だが、厳しい運営を強いられている。
 昔は祖父祖母、孫の世代が同居するのが普通だったが、核家族化が進み地域コミュニティーが希薄になり大都会ほど「隣は何をする人ぞ」とまでの意識はないものの、地域の共同体組織としての町内会の存在意義が問われるほどになっている。
 ゴミステーションなどの環境整備、子ども達の見守り活動スクールガードなどの実行役は役員など一部住民で他の人達はそ知らぬふりをし町内会活動に参加しようとしない。こう指摘する筆者も「仕事が忙しい」とこじつけし、正直これまで全く関わってこなかったというのが実態だった。
 今回、なぜ総会に出席したのかと自問自答すれば古希(70歳)を迎え今更ながらだが地域との連帯を深めたいと心したからであり、朝日2だけだがプレス紙を配達し住民何人かと顔馴染みになったことと、会長が藤原さんであることもあるのかと思っている。
 人生において人との繫がりは大事なことで筆者なんぞはこれまで何度助けられてきたことか。出席者に若い方が少なかったのが課題であり、煩わしさはあるが人っていいものですよと言いたい。