国立公園の特別番組 FMわっぴー 毎週木曜日放送し12人出演

 昨年、指定から50周年を迎えた利尻礼文サロベツ国立公園の記念事業として、FMわっぴーで毎週木曜日に特別ラジオ番組「自然と人と」を放送している。10日夜の出演は稚内市民観光ボランティアの鈴木昌子副会長(62)の収録(23日放送分)があり、国立公園を含めた北宗谷観光の魅力について語った。
 同サロベツ国立公園のエリアで活躍する稚内、豊富、利尻、礼文などのパークボランティアや写真家、自然ガイドゲストハウス経営者など12人の出演者を迎えパーソナリティの杉谷賢俊取締役局長の質問に答える形で国立公園の魅力を紹介する番組は、3月27日まで毎週木曜日午前9時30分から放送し、再放送は毎週日曜日の午前9時30分から。
 9日の嶋崎暁啓さんをゲストに迎えた放送に続き、10日夜の収録では鈴木副会長が観光ボランティア活動を通した国立公園の魅力、15年のタクシードライバーとして観光客を案内した時の旅行者から感じた稚内観光の見所などを杉谷局長と語り合った。
 環境省稚内自然保護官事務所の中井基嗣利用企画官は「地域で活躍する人たちの目線で魅力や価値を発信してもらうことで、地域の皆さんにより国立公園への愛着や誇りを持って頂きたい」と話していた。