元日、観光客ら1860人 宗谷岬 御来光叶わず 花火打上げ
初日の出inてっぺん2025が元日、宗谷岬であり、曇り空で御来光を見ることは叶わなかったが集まった1860人(昨年1770人)の市民や観光客が良い年になるよう願っていた。
わっかない観光活性化促進協議会(事務局・稚内観光協会)によると、東京など首都圏や札幌などからのツアーバス4台、宗谷バス運行のシャトルバス3台のほか、宗谷岬の駐車場には車490台、バイク115台、自転車55台が所狭しと並んだ。
打ち上げ花火などで新年を祝ったあと、先着1000人に干支のキーホルダーがプレゼントされ配布時には長蛇の列ができた。
午前7時過ぎ、高台の旧海軍望楼近くで寒さに耐えながら多くの人が初日の出を期待し待っていたが東の空は厚い曇に覆われ、御来光を見ることはできなかった。
旧年12月28日、本紙で紹介した新千歳から歩いて稚内まで来た竹岡快輝さんと山下優子さんのカップルは宗谷岬で年越しや初日の出イベントを体験し「沢山の人達と新年を祝い思い出が出来た。新年の良いスタートになった」と話していた。