北門神社ですす払い 平穏な1年願い山本宮司ら神職
北門神社で27日、年の瀬恒例のすす払いがあり、一年間の汚れを落とし新年を迎える準備を整えた。
午前9時過ぎから山本泰照宮司ら神職3人が先に笹が付いた2・5㍍の長さがある竹を手に、本殿内や建物外側の天井、神具、壁などのほこりを払い落とし床などを丁寧に雑巾掛けした。
山本宮司は今年一年について「元日に能登半島地震がありましたが、稚内においては災害は無く、平穏な一年だったと思います」などと振り返り、巳年となる来年は「平穏な一年になるよう願いすす払いをさせて頂きました。巳年のヘビは這っていく生き物でありますが、ウクライナの戦争が早く終結してサハリンの皆さんと以前のように仲良くなれるような年になることを願っています」と話していた。
31日午後3時から大祓式、除夜祭のあと元日午前0時から初詣を受け付ける。例年、正月三が日は1万人前後の参拝者がいる。