天北堆

 実質、今年の最後の週に入った。泣いても笑っても一年間で年が取った訳だが年代によって差異は出る◆10代、20代はがむしゃらに生き30代、40代は人生の充実期を迎え、下り坂に差し掛る50代になると老後の心配をし、60代以降は終活に入り晩節を汚さないよう生きなければならない◆70代に入ったばかりの堆子は未だ煩悩が先立つものの、自らの仕舞に向け後進に道を譲る準備に入った。と言っても社会の木鐸たる己が使命は分かっておりペン先に震えがこないよう処さなければならず格闘は暫く続くのか。