一足早くXマスムード 市立病院とキタカラでコンサート

 Xマスイブまで3日後に迫った21日、市内各所でコンサートなどが開かれ、一足早い聖夜の雰囲気を楽しんだ。
 市立病院外来ロビーで21日午後、5年ぶりにXマスコンサートが開かれ、出演した団体がXマス因んだ歌や曲などを披露し、入院患者ら50人余りを楽しませた。
 入院患者へXマス気分を感じてもらうイベントとして、病院スタッフ有志が久しぶりに復活させたもので、稚内フラウエンコールや職員バンド「ケーシーズ」、バイオリン教室を開くサラサール賢人さん率いるバンドなどが出演しXマスに因んだ曲を発表した。
 またクリスマスキャロルを歌う会が21日午後、キタカラアトリウムでミニコンサートを開き会場内に聖歌隊の歌声が響き渡った。
 Xマスの歌で街に元気をという思いで聖歌隊を立ち上げ2014年からコンサートを開いており、牧師の東海林直史さんを中心とするメンバー10人がXマスに因んだ「きよしこの夜」など6曲を歌った。
 東海林さん(57)は「キリスト教ではXマスは一年のスタートの日とされる。新しい年も皆さんにとって良い年になるよう祈っています」と話していた。