早坂さんらに感謝状 環境省自然環境局長より

 利尻礼文サロベツ国立公園でパークボランティアとして、15年に亘り活躍してきた早坂友春さん(83)=緑5=と、稲垣絋順さん(70)=幌延=に環境省自然環境局長からの感謝状が贈られた。
 現在42人が登録しているパークボランティアに平成21年に入会した2人は国立公園のサロベツ原野での外来植物の駆除、動植物の調査、利尻・礼文両島や西海岸での清掃活動など15年間に亘る活動が評価された。
 20日午後の伝達式で稚内自然保護官事務所の中村仁上席保護管理企画官から「自身の時間を割きながら国立公園の維持や魅力の発進など多岐に渡る活動に感謝します。国立公園が50周年を迎えた年に感謝状が贈呈されることはおめでたいことです」と感謝状を受け取った早坂さんは「この地域の自然を大切にしたいと思い活動させて頂きました」、稲垣さんは「会員の皆さんの協力があり活動してこれました。50年を迎えた国立公園ですが、次の50年に繋げていける活動をしていきたい」と話していた。
 伝達式に欠席した他の受賞者2人には感謝状が郵送される。