スノーシューツアーの下見 嶋崎さんと武重さんら稚内公園歩く

 稚内、豊富などで自然ガイドとして活躍するポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表の嶋崎暁啓さん(42)とゲストハウスモシリパ(中央2)女将・武重美亜さん(39)らが今冬、個人やグループ客向けに体験観光として実施するスノーシューツアー下見のため冬の稚内公園コースを歩いた。2人は「稚内の冬の楽しさを旅行者に伝えたい」と張り切っている。
 今年3月、今季に向け試験的に歩いていた2人だが、来週23日に稚内公園コースにスノーシューによるツアーで道外からの旅行者を案内する嶋崎さんと、来年1月から嶋崎さんをガイドに宿泊とスノーシューをセットにした新たなプランを作る武重さんは今冬の下見を兼ねて、稚内市の地域おこし協力隊員のジェイコブさんと知人も同行し4人で16日、北門神社をスタート地点に公園道路を歩き、百年記念塔下を折り返す約2時間のコースを歩いた。30㌢ほどの積雪があったコースを歩く途中冬の稚内公園の見所を確認しながら進んだ嶋崎さんは「豊富でもスノーシューツアーをやっていますが、稚内公園は海を見ながら歩くことができるのが一番のポイント。駅から近くアクティビティを楽しむのに稚内公園は好立地」と絶賛し、今後は料金設定や吹雪の時の対応など考え1月までには商品化にするという武重さんは「冬は閑散期で宿泊者は少ないですが、お客様にモシリパに泊まれば何か楽しい事ができる宿と思って頂けるようにしたい。それがリピーターに繫がり、おもてなしだと思っています」と話していた。
 地域おこし協力隊員として冬の稚内を発信するため同行したジェイコブさんは「スノーシューは初めだったけど楽しかった。記念塔下からの眺めは最高だった」と自ら撮った写真をSNSに投稿している。