２１日に発表会開催　マロウブルー指導する岩間さん

　地元の子どもたちにダンスの楽しさを伝えたいとして、稚内出身で札幌在住のダンサー岩間聖和さん（23）は「生まれ育った稚内が若者の力で元気にしたい」と奮闘している。
　母親がダンス好きだったことをキッカケに4歳から水夢館のキッズダンスで踊りを習い始めた岩間さんは稚中卒業後、札幌の高校へ進学。在学中、札幌の名門ダンスチーム「エース」に所属し、チームでライブハウスなどでの発表行うなど経験を積み、ダンス技術を磨いてきた。
　母親からは「小さい時から地元の街に貢献する人になりなさい」と教えられ、大学卒業後は札幌で働きながら時間がある時は稚内へ戻り、市内の小中高生メンバーを中心に集まるダンスチーム「Ｍａｌｌｏｗ　Ｂｌｕｅ（マロウブルー）」のコーチとして、自身が持つダンス技術を小中高生に伝えている。
　今月２１日に発表会を控えているマロウブルーのメンバーに、岩間さんは「稚内はダンスが好きな子が沢山いる。好きな事は一生懸命にやってほしい」とエールを送る。
　来年秋、ダンスなどを目的にワーキングホリデーで韓国に留学することになっている岩間さんは「色々な事への経験値を積み、自分の成長につなげていきたい」と目を輝かせている。