太田市でホタテなど販売 物産市 市と観光物産協会
稚内市と青少年交流などを長く続けている群馬県太田市で今週末の15日に開かれる「交流都市物産市」に、市職員らが参加し稚内産のホタテなどをPRする。
このイベントは太田市と交流のある都市が出店ブースを設け、特産物などを販売する物産市で毎年、多くの地元の人達で賑わう。コロナ禍で中止が続き、4年ぶりに開かれた昨年は稚内市も参加し稚内の名産品が飛ぶように売れた。
2年連続し参加する今年は稚内市観光物産協会と稚内市が合同でブースを設け、ホタテ玉冷やタコしゃぶ、タラバガニ、毛ガニ、いくら醤油漬け、つぶ煮、ラーメンなど10品目を販売する。
物産品のほかに稚内の観光パンフレットなども配布する。市の担当者は「稚内の魅力を伝え稚内に来て頂けるようPRしたい」としている。
太田市は昨年、福島第一原発処理水の海洋放出で中国による日本産水産物の全面禁輸措置を受けた際、ホタテ玉冷を購入し学校給食の材料に使うなどして稚内の水産業への支援をした経緯がある。