特殊・投資詐欺など被害防止啓発 稚内署など4団体
稚内署、市など4団体は13日、稚内信金北支店で振り込め詐欺防止啓発活動を行った。
年金支給日に合わせ行われた啓発には宗谷総合振興局、稚内消費者協会からも参加し、ATMコーナーや窓口を訪れたお年寄りらに啓発グッズを配り年末に向けて特殊詐欺やSNS型投資詐欺などの被害に遭わぬよう呼び掛けていた。
稚内署によると、道内の11月末までの特殊詐欺は167件(昨年同期138)発生し、被害額は6億2000万円(同4億2500万円)と増加している。
更にこれを上回る形でSNS型投資詐欺、ロマンス詐欺は145件発生し、22億1000万円と深刻な被害が出ている。
稚内署管内でも全道と同様、数件の被害が出ており、三原生安係長は「SNSでの手口は巧妙化しており、金銭を要求されたら詐欺を疑い直ぐ警察に相談して欲しい。年末に向け騙されずに過ごしてもらいたい」と話していた。