年末年始控えフェリー点検 道運輸支局と稚内海保
道運輸局旭川運輸支局と稚内海保は10日、フェリー船内の安全点検を行い、物流などが増える年末年始に向け監視を強化している。
国土交通省の12月10日~来年1月10日までを年末年始の輸送等に関する安全総点検期間に準じて、フェリーの点検やターミナルでの警戒活動を行う。
10日、ハートランドフェリーのアマポーラ宗谷(4265㌧)で運輸局と海保職員15人が2班に分かれ救命イカダや救命胴衣、自然災害や事故発生に備えた乗客への安全確保のための通報・連絡・指示体制の管理計画など入念にチェックしていた。
運輸局の合羽井享次長は「稚内には利礼航路という生活航路があり冬は気象環境が厳しく海が荒れる。安全運航するための注意を促していきたい」と話していた。
11日には運輸局単独でボレアース宗谷(3578㌧)を点検した。