きょうから年末特別警戒 稚内税関支署では巡回強化
稚内税関支署は、10〜19日までを年末特別警戒期間とし、不正薬物の密輸など無きよう港の巡回など監視の目を光らせる。
道内と東北3件を管轄する函館税関では、今年1〜10月までに不正薬物19件(昨年13件)を摘発。告発は14件(同24件)だった。
稚内税関支署では過去10年間、密輸などの事件はないものの、散弾銃の弾薬や大麻が摘発されている。
10日、稚内地方合同庁舎ロビーに「密輸取締強化実施中」と書かれた看板を掲示した井口署長は「人やモノの動きが活発になり、外国船や貨物への密輸取り締まりを強化し密輸防止に努めたい。不審な情報を目や耳にすることがあれば些細なことでも情報提供をお願いします」と話していた。
密輸に関する情報は専用ダイヤル(0120〜461〜961)で受け付けている。