立錐の余地なく賑わう 特支教育研究協 手をつなぐ子らの作品展

 宗谷管内特別支援教育研究協議会主催の手をつなぐ子らの作品展が7日、文化センターで開かれ、多くの市民で賑わった。
 子どもたちの学習成果発表や障がい児教育の振興など目的に開かれている作品展には、管内29校の特別支援学級から100人が参加した。
 齋藤康輔会長(潮見が丘中校長)が「会場が変わり手狭になりましたが、子どもたちの元気な声や姿を身近に感じて頂きたい」などと挨拶。続いて児童生徒を代表し、中道千桜さん(船泊中3年)が「買ってくれる人のために丁寧に作りました。思い出に残るハッピーな一日にしましょう」などと述べた。
 「手をつなぐ子どもたち」を合唱し、テープカットが行われたあと、移動するのも困難なほど混雑する中、児童生徒たちが作成したコースター、編みぐるみ、カレンダーや鹿角を使ったアクセサリーなどを買い求める人で賑わっていた。