道銀支店で強盗防犯訓練 稚内署 特殊詐欺訓練も

 稚内署は3日夕方、北海道銀行稚内支店で強盗・特殊詐欺防犯訓練など行い、支店職員は本番さながらの訓練で対応を学んだ。
 強盗犯に扮した警察官が、拳銃を手に現金を要求する想定で訓練は行われ、職員は犯人を刺激しないよう対応し、犯人の身長、服装など捜査に繋がる特徴を覚えるよう努めた。
 このあと、SNS型の投資詐欺などの訓練も行われ、多額の現金を海外に送金したいという客を想定し、会話をする中で詐欺であるのを見抜いていた。
 稚内署の三原生安係長は「犯人の遺留物には触れることなく、自分自身の安全やお客さんへの配慮など一番に考えて対処して欲しい。特殊詐欺では不審な点があった場合すぐに警察に通報してもらいたい」などと講評していた。