「白い道など北海道の宝」 台湾自転車協役員 本紙などもブログで紹介
今年秋に宗谷丘陵の白い道などをサイクリングツアーで回った台湾の自転車協会役員が自身のブログなどで稚内の事を綴り、取材した稚内プレス紙なども一緒に紹介した。
きた・北海道DMOがアドベンチャートラベル(AT)を好む個人観光客の誘客促進事業として自転車ツアーなどが盛んな台湾から現地の台湾島横断や島一周ツアーに関わっている台湾自転車協会創設者の林恵中副理事長と、日本の関東圏で台湾人向けの自転車ツアーを企画している旅行会社の曽健洲さんの2人を9月下旬、稚内に招待し宗谷岬や丘陵、白い道など約20㌔コースを自転車で走った。
林副理事長は稚内視察を終えた1カ月後、自身のブログをアップしDMO事務局の稚内観光協会に送ってきた。取材した本紙の記事もアップし、丘陵周辺の風景を「二万年以上の氷河期が形成した地形を感じ、誰もが触れてみたい自然の美しさ」と絶賛し、白い道でのサイクリングについては「神の光と影の恩恵を受けてロマンチックな風景を演出し、周辺の自転車ルートは北海道の宝である」と表現した。
林副理事長と親交がある、きた・北海道DMOの戸村元泰マーケティング担当は「林さんは台湾の旅行者向けに稚内での自転車ツアー作りに前向きな姿勢を示して頂いている。この縁をきっかけに、台湾からの観光客を誘致できるよう情報交換などを積極的に働きかけていきたい」と話していた。