奈良君と加藤さんのライブ 12月7日 エビナホールで開催
プロの津軽三味線奏者となった稚高1年生の奈良海翔君が、12月7日午後4時からエビナイベントホールで浜頓別の「歌うお坊さん」として知られる加藤煕章さん(33)とツーマンライブを開く。奈良君は「若い力のメッセージが届けられるライブにしたい」と張り切っている。
中学1年生の時に独学で三味線を始め、全国大会に出場した経験がある奈良君は、これまでの活動が認められ10月に和楽器奏者8人によるプロ演奏集団「和心ブラザーズ」=札幌=メンバーに加入した。一方、大学の学生時代から曲作りに熱心な加藤さんは、浜頓別にある実家の寺の副住職として働きながら、歌唱力を競うテレビの歌番組「歌唱王」で準優勝をした経験を持ちNHKの地域で活躍する人物を紹介する番組で取り上げられたこともある。
2人はSNSで互いの活動を紹介し合って意気投合し、今回のツーマンライブが実現した。奈良君は津軽じょんがら節や蝦夷富士などの演奏を予定し「津軽三味線の音色と加藤さんの歌声がホールに響き渡り夢のような時間を過ごして欲しいなと思ってます」と話していた。
チケットは前売り1000円(当日1200円)高校生以下は無料。白金堂、大黒フナヤマ店で取り扱っている。