一日税務署長務める 税作文コンで入賞した丸山さん
国税庁、全国納税貯蓄組合連合会主催の中学生の税についての作文で大蔵財務協会理事長賞に選ばれた丸山古都子さん(南中3年)が26日、一日税務署長として稚内税務署内を見て回った。
鈴木卓身稚内地区納税貯蓄組合連合会長が「一日税務署長が丸山さんにとって素晴らしい青春の一ページになることを願っております」などと挨拶したあと、有賀稚内税務署長から一日税務署長の委嘱状を交付された丸山さんは名刺交換や署長の机で書類に決済の判を押し署内での業務を見学した。
職員を前に、署長訓示として丸山さんは受賞した作文を朗読する中で、両親が過大に支払った際の修正手続きで税務署が寄り添って教えてくれたことなどに触れ「税の納め方、徴収は進化しております。これから大人になるにつれ税にもっと関心を持って行きたい」などと話していた。
一日税務署長を終えた丸山さんは「税務署の役割を実際に見ることができ、業務での緊張感も感じられました」と感想を話し、有賀署長は「作文を聞き、職員一同身が引き締まる思いです」と話していた。