難病犬の支援にCF 石原さん愛犬 12月10日まで150万円募る
愛犬家の石原智さん(36)の飼い犬「すあま」=メス・6カ月=が1歳までの生存率が0%といわれる先天性疾患の心臓病「不完全型房室中隔欠損症」と診断され、石原さんは命を救うべく高額医療費を捻出するため寄付を募るクラウドファンディング(CF)での支援を呼びかけている。
小さい時から犬を飼っている石原さんは、社会人なってからは保護犬を自宅で飼っており、現在は難病の犬を含め3頭を育ている。
8月下旬に稚内であった保護犬の譲渡会で会場にいたスピッツ犬「すあま」と出会い、スタッフから「小さい時から心臓音に少し異常があるかもしれない」と言われたものの、会ってすぐ一目惚れして飼い犬として迎え入れた。
飼ってから1ヶ月が経った9月下旬に旭川の病院で診断を受けた際のエコー検査で「心臓に異常音があり、専門的な病院で見てもらったほうがいい」と診断され、10月に札幌で2つの病院に受診した結果、4つの壁の組織がある心臓の一つの壁が欠損し医師から「1歳までの生存率は0%」と診断された。
手術するには200万円の費用がかかり、1月10日の手術を前にし年内には費用を支払わなければならなず、11月1日からCFサイト「READY FOR」で12月10日までを期限に150万円を目標に資金を募っている。
20日現在まで約10万円ほどの協力があるが石原さんは「今すぐ用意できる金額ではなく皆さんにCFで協力を呼びかけるのは申し訳ない気持ちもありますが、保護犬として迎えたのでやれることは精一杯やりたい。皆さん協力をお願いします」と求めている。
詳細は石原さん090―6264―8799。QRコードからサイトにアクセスできる。