本間さんの長寿祝う 工藤市長 100歳迎え創作活動も

 工藤市長は20日午後100歳を迎えた港5の本間チヱ子さん宅を訪れ、祝い状と祝金を贈り長寿を祝った。
 今年度、市内で100歳を迎える13人(女11、男2)の中で、今年6人目の贈呈の日を迎えた本間さんは大正13年11月20日生まれ。工藤市長は祝い状などを贈呈し「市民と共に心からお祝い申し上げます。今後もお体に気を付けられ、なお一層のご健康を保たれますようご祈念したします」などと祝福した。
 札幌出身で6歳の時に家族と共に、ニシン漁が盛んだった声問に移住した本間さんは、若い時は市内の病院で看護助手として働き、亡き夫の間に1女1男を授かった。現在は長女の坂野昌子さんと同居し、週数回、デイサービスセンターに通い作品作りを楽しんでいる。
 市長から祝い状を贈られた本間さんは「皆さんに祝って頂き嬉しい」と笑顔を見せ、長年に亘る社会福祉活動で今年、稚内市の部門別功績を受賞した坂野さんは「母が元気だから安心して活動や仕事ができます。100歳を迎えられたのも色々な方の支えがあってこそです」と感謝していた。