年の暮れに台湾へ 宗谷ダンスプロジェクト ストリートダンス文化祭出演

 宗谷ダンスプロジェクトのメンバーら6人が、12月22日に台湾の桃園縣で開かれる国際ストリートダンス文化祭に参加する。代表理事の小笠原雄輝さんは「ダンスで稚内市と台湾の交流に貢献することができ、出演する子どもたちの社会勉強にもなって欲しい」と語った。
 ダンスをきっかけに小笠原さんと縁がある台湾のダンサーが昨年、宗谷ダンスプロジェクトの発表会に訪れた時の話の流れで台湾のダンス文化祭への出演が決まったもので、北海道文化財団の発信交流事業の支援を受けて代表の小笠原さん、宮森奏芽さん(大谷高2年)佐々木愛菜さん、佐々木琉奈さん、大谷妃乃さん(3人とも稚高2年)、苫小牧のダンサーが出演する。
 ダンス文化祭は3日間日程で、マカオなど海外勢も参加する。宗谷ダンスの一行は2日目のダンスバトル、3日目のショーケースに出演することになっている。
 小笠原さんは「稚内と台湾最南端の屏東県恆春鎮と友好交流協定をしていることを踏まえ、ダンスで交流し観光振興などにも貢献できれば」などと話していた。
 高校生の4人は「初の海外なので不安はありますが、楽しんできたい。そこにあるものを沢山吸収し成長して帰ってきます」と話していた。