石垣島マラソンに挑戦 吉川さん 稚内大会の雪辱期し

 今春から42・195㌔のフルマラソンに挑戦している北友ストアーの吉川勝社長(70)が、今月上旬に札幌であった真駒内マラソン大会に出場し2度目のフルマラソンで完走した。来年1月には稚内との友好都市関係にある沖縄県石垣市でのマラソン大会にチャレンジする吉川さんは「70歳になってフルマラソンに挑戦しましたが走ることが生き甲斐」と話していた。
 自転車やフルマラソンなどを趣味とする次女の影響を受け、70歳を迎えた今年の4月からフルマラソンにチャレンジしている吉川さん。6月にあった千歳大会で初めてフルマラソンに挑戦し、5時間51分で完走した。その勢いで9月にあった稚内の平和マラソン大会で完走を目指すも、28㌔地点の声問で稚内独特の強風が影響し足が痙攣してやむなくリタイアした。
 平和マラソンでのリタイアが悔しく、大会が終わって以降、仕事が終わった後も自宅がある萩見2から稚内空港までの往復20㌔を何度も練習。9月下旬にあった旭川でのハーフマラソン大会は楽々、完走を果たし、11月の真駒内大会では初めてのフルマラソンの時より7分ほどタイムを縮めて5時間44分で完走した。
 来年1月19日にある石垣島大会での4度目のフル挑戦に、吉川さんは「稚内でのリタイアは本当に悔しかった。最南端の街の石垣のマラソン大会を完走し、来年9月にある稚内での大会を完走して南北大会を走り切るのが私の今の一番の目標です」と闘志を燃やしている。