合格者に認定証授与 観光マイスター試験

 稚内の歴史や文化などの知識を問う稚内観光マイスター検定試験の認定証授与式が17日市正庁であり、合格した中級など12人に認定証が授与された。
 平成19年の開始から今年で18回目の試験には初級171人、中級3人の174人が合格し、難関の上級合格者はいなかった。授与式に出席した合格者に認定証書を手渡したマイスター推進委員委員長の中場稚内観光協会長は「これまでの合格者の累計は2294名になります。合格者の中には職場で知識を活用されている方もおり、合格された皆さんは稚内の事に胸を張って街の事を語っていただきたい」などと挨拶した。
 中級合格者の合羽井享さん(58)=写真・道運輸局旭川運輸支局次長=は「テキストを何度も見て、過去問題を繰り返しやって合格できました。仕事で観光に携わる事が多く、来年は上級に挑戦したい」と話していた。
 授業の一環で初級試験に挑戦した稚高生123人、大谷高生25人が合格した。