さつま白波味わい交流 薩摩酒造 書道表彰と新酒祭り
鹿児島県枕崎市の酒造メーカー「薩摩酒造」(本坊愛一郎会長)と稚内コンカツプロジェクト推進協議会主催の新酒まつり2024児童書道展の表彰式が16日午後、大黒ビル3階であり、入賞者21人(欠席3人)を表彰した。
稚内と友好都市関係にある枕崎市との交流事業として、稚内の小学生を対象に1~3年は「いも」、4~6年生は「新酒」を課題字句に募集した結果、82点の応募があり、最優秀賞に選ばれた天北小4年生の石垣咲和希さんら入賞者一人ひとりに本坊会長が表彰状を贈った。
本坊社長は「稚内に来るのを1年で一番楽しみにしています。皆さんの作品は北海道らしく伸び伸びとした作品ばかりでした」と挨拶し、最優秀賞に輝いた石垣さんは「一生懸命に書いたので、賞をとれて嬉しい」と喜んでいた。
夜には同じ会場で「わっかない新酒まつり2024」が開かれ関係者100人余りが出席。工藤市長が「新酒の味を楽しみながら盛り上がりたい」などと挨拶したあと、本坊会長の乾杯の音頭で宴が始まり、テーブルを囲んで芋焼酎「さつま白波」の新酒、酒の原料として使用しているサツマイモの天ぷら、枕崎産のカツオなどを味わっていた。
2時間ほどの新酒まつりを楽しんだ本坊会長は(69)「今後も両市の特産品を通じて交流を深めていきたい」と話し、稚内入りした翌日に体験したカーリングについて「とても楽しかった。稚内の良い思い出になりました。来年10月に枕崎である新酒まつりに稚内の方々も来て頂きたい」と語っていた。