飲食店主ら避難訓練 オレンジ通り ソシアルビルで実施
オレンジ通りで飲食店など営業する店主らが13日夜、飲食店ビルで合同避難訓練を行い年末年始にかけて火事がないよう防火意識を高めた。
12月に入ると忘年会やXマスシーズン入るので繁華街は不特定多数の出入りが多くなることから防火意識の向上のためビル管理者、スナックオーナーやスタッフら20人が参加した。
オレンジ通りの3階建てソシアルビルでの訓練では、2階店舗で火災が発生したことを想定し、火災報知機の作動や防火扉の確認、消火器の使い方や避難誘導など初期対応などの訓練をした。
10月末まで市内の火災は昨年より3件多い12件発生。建物火災は8件と半分以上を占めていることを踏まえ稚内消防本部総務予防課は「スナックなど何店も入るビルで火災が発生した場合に初期対応を誤るとリスクが高まります。今回訓練した内容を再び店で確認し火災が起きないようにしてほしい」などと呼びかけていた。