副港市場に授乳室 来月には水夢館にも
副港市場の港ギャラリー内に、子育て世帯の観光ホスピタリティ(おもてなし)の一環として、授乳室が設置され、今月1日から利用可能となっている。
市の観光調査でコロナ前の令和元年は6万7000人だった20代の旅行者が、令和5年は7000人増え7万4000人が来市したことを受け、観光施設として大きな役割がある副港市場ギッズスペース近くの別の用途で使用していた部屋を改修し、赤ちゃんの授乳やオムツ交換などの目的で使用できる授乳室を設けた。
これまで市立図書館、みどりスポーツパーク、市役所などに設けられていた授乳室は副港市場で7カ所目となり、12月中旬には8カ所目として水夢館に設けられる。オムツ台は文化センターや道の駅、市内活動拠点センターなど14施設に置いてある。
5日の記者懇談会で工藤市長は授乳室などの設置に「子育てする若い世代へのホスピタリティとして、この取り組みを定着させたい」と述べていた。