稚内市 3度目の優勝 健康サミット 開業医誘致など評価され
愛媛県宇和島市で開催された第7回健康のまちづくりサミットで加盟自治体が取り組みを発表するKed(ケッド=健康づくり)プレゼンにおいて稚内市の開業医誘致などの取り組みが高く評価され、平成30年以来6年ぶり通算3回目の優勝の栄冠を手にした。発表した健康づくり課の佐藤真知子主査は「先進的な取り組みが評価され嬉しいです」と喜びを語った。
健康のまちづくり友好都市連盟(事務局・福井県高浜町)に加入する全国の自治体が集い情報交換する場としてのサミットには、22自治体から80人余りの関係者が参加した。
稚内市は平成18年からスタートした開業医誘致制度で、これまで開業医を6人招いたことや市立病院の初期研修医確保、市民ぐるみで医師を応援する地域医療を考える稚内市民会議・病院応援団の活動などを5分間のスライドで発表した。参加した自治体が夫々の発表を評価した中で、稚内が一番高かった。
佐藤主査は「本番に向けて練習した成果と健康づくりのための皆さんの活動が評価されて嬉しい」と話していた。