奏でる音色に釘付け クラとアコ サフィールHロビーで演奏
札幌を拠点に活動する大谷高卒のアコーディオン奏者・山口沙苗さんとクラリネット奏者・池尻健さんのユニット「クラとアコ」が1日夜、サフィールホテルでロビーコンサートを開催した。集まった宿泊客や市民らは2人の奏でる音色に釘付けとなった。
2015年に結成したクラとアコは、互いに札幌で音楽教室を主宰しながら道内のイベントや介護施設などでの演奏活動を続けている。今回は秋の道北ツアーとして、サフィールホテル稚内で初めてロビーを会場にコンサートを開き、秋に因んで「秋桜」や「Close to you」「情熱大陸」など30分ほど演奏した。
吹き抜けとなったロビーで響き渡る音色に宿泊客らは足を止めて聴き入っていた。市内の女性は「音がロビーいっぱいに響き渡り素敵な演奏だった」と話していた。
演奏を終えた山口さんは「ロビーで演奏させて頂いて楽しかったです」と語り、ホテルの菊池支配人は「宿泊客の皆さんや市民の方々に楽しんで頂いて良かったです。今後、ロビーでコンサートを機会があればやっていきたい」と話していた。