稚内入りし当選報告 武部衆議 逆風乗り越える支援に感謝
衆院選で5期目の当選を果たした自民党の武部新氏が29日夜、稚内入りし後援会事務所(中央4)で支援者に当選報告した。
集まった支援者50人余りを前に、中田伸也宗谷・稚内市連合後援会長が今回の投票状況を振り返った上で「5回目の当選、誠にありがとうございました。これから自民党自体は厳しい状況ではありますが、武部氏にはご尽力を頂きたい」など挨拶したあと、武部氏と園子夫人がダルマに目入れした。
来賓の工藤市長が「逆風の中で勝利を勝ち取った日頃の活動、皆さんの団結の賜であります。文部科学副大臣として、この国の次代を担う若者の未来を支えるためにご活躍を頂きたい。新しい自民党を作るその旗頭として大きな期待が寄せられている」などと述べたあと、武部氏は「稚内の皆さんの力強い支援で、厳しい戦いではありましたが5期目の当選を果たすことができました。本当にありがとうございました」と支援者へ感謝の思いを語り逆風の中での選挙戦に「自民党に対する逆風の風が日に日に強くなっている印象でした。12区では力強い支援で逆風を乗り越えていただいた。皆さんの大切な思いをいただき勝利に繋がり、これまでの政治家としての財産になる」と振り返り5期目に向けては「経済対策など地域を元気にし能登半島復興含めた国土強靱化、食料安全保障など、やる事がたくさんあり、ここで踏ん張らなければならないという思いがあります。今回の勝利で初心に返って稚内、宗谷など地域と共に歩んで現場主義を貫き故郷、国づくりのため頑張っていきたい」などと決意を語った。
吉田道議の一本締めで勝利を祝い締めくくった。