水族館に2㍍超のチョウザメ 展示をためらう職員

 ノシャップ寒流水族館に体長2㍍を超えるチョウザメが寄贈されバックヤードで飼育されている。
 このチョウザメは、東浦での秋サケ定置網に紛れ込んだもので、宗谷漁協を通し9月25日、水族館に寄贈された。
 チョウザメの体長は2・2㍍もあり、バックヤードにある水槽で飼育されているが、その大きさから展示できる場所が回遊水槽くらいしかないものの、他の魚を食べてしまう可能性もあることから展示を躊躇している。
 搬入に携わった職員は「分かってはいたが実際に見るとびっくりする大きさだった。展示したいのは山々だがお披露目する場所がない」と困惑している様子だった。
 水族館にはたまにチョウザメが寄贈されるが、今回サイズはこの数年ないという。